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04 2011
Posted in Diary, Yururi : Blog by Ryu at 09:21 pm | No Comments »

 

 

風薫る季節となり、街にも活気が出てきた。店の前のPARADA(バス停)に群がる小学生たちの弾ける笑顔。井の頭公園などを歩いてみると、いつもの春の日と変わらない穏やかな空気が流れていたりする。

 しかし、日本の非常事態は、震災から1か月以上経つ今も現在形だ。被災地の外にいる自分たちにできることは何か。ささやかながら、PARADAでも支援活動を行なった。

 私たちがリスペクトしているご近所さんシンガー、持田浩嗣&CAPPA SIGHTのふたりと建築家でありサックスプレーヤーの坂野正崇さん、そして我がPARADAギター部(!)の先生でありアーティストの天久高広さんの4人が中心となって、4月9日、『GENKI-WO MUSIC』と題したライブを開催した。

 持田さんの提案からスタートしたこの企画、被災地へと届ける物資と義援金を集めよう、でもその前にまずは自分たちが音楽によって元気になろう、というのが主旨。急なインフォメーションだったにもかかわらず、30人ものお客さんが来てくれた。みんな、行動したいのだと思う。自分もそうだけど、今すぐにでも被災地にすっ飛んで行って、がれきの山から柱の1本でも運び出したいと強く思っているのだが、日々の仕事があって身動きがとれない。だから、身近なところに支援活動の場があるのなら、ぜひ参加したいとみんな思っているのではないだろうか。

 ライブは大盛況。音楽のパワーを感じた。すばらしいミュージシャンのハートのこもったプレーに、元気をもらった。個人的には、CAPPAちゃんのオリジナル曲『スローライフ』にぐっときた。これまで何度か聴かせていただいた曲だけど、この夜は「ゆっくり、いこうじゃないか。じっくり、歩もうじゃないか」という歌詞が心に染みた。そう、ゆっくりと、焦らず、少しずつでいいから、自分のできることをやっていけばいいんだ。

 PARADAというこの小さなカフェに、すばらしい仲間と、すばらしいお客さんが集い、ひとつになった夜。ライブ中は興奮していて(しかも、皆さんの前で歌うハメになったので)実感が湧かなかったけど、家の布団の中でこの日の出来事をひとつひとつ思い浮かべたときに、涙が出そうになった。

 持田さんをはじめとするミュージシャンたち、そして、集っていただいた皆さん、本当にありがとうございました。

 集ったダンボール10箱分の物資は、持田さんとCAPPAちゃんのレゲエ仲間で、岩手県大槌町で被災し、現在は知り合いの家に身を寄せている佐々木淳さん宛に、4月15日、発送しました。佐々木さんと彼の周りの被災者に配られます。

 義援金は40,645円集り、その中から物資(パンツなど)を購入し、発送費を差し引いた17,725円を岩手銀行大槌支店「大槌町災害義援金」口座に、持田さんが振り込んでくれました。

 これは長期戦になりそう。今後もPARADAはできることをやっていきたいと思う。

   



  1. It‘s quite in here! Why not leave a response?



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