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CASUALIDAD :カスワリダー=偶然

出会い、発見、気付き……毎日は「偶然」の連続です。PARADAで起こった、あるいは体験した「偶然」をゆるりと記録していこうと思いました。これからもたくさんの「偶然」がありますように。

10
11 2011
Posted in Diary, Yururi : Blog by Ryu at 09:23 pm | No Comments »

 立冬が過ぎ、2、3日前くらいからぐっと寒くなった。今まで店の中ではTシャツで過ごしてきたのだけど、さすがに今日は長袖シャツを上から着た。

 それにしても、日々があっという間に過ぎ去っていく。夏なんて、猛スピードで去っていった。どうしてだろう。イベントフルだったからかな。忘れてしまわないように、ここに文章にしておかねば。

 まず、8月に「PARADAギター部合宿」を行なった。2年ほど前から、ミュージシャンでありアーティストの友人、アメクさんに店に通ってもらって、僕ら兄妹にアコギでの弾き語りをレッスンしてもらっていたのだが、少しずつ生徒さんが増え、いまやその数11人! じゃあ、今年はいっちょう合宿でもしようということになり、長野の蓼科にみんなで行くことになった。ギター抱えて。

 合宿は予想通り、食べて飲んでしゃべって食べて飲んで〜というものだったのだが、それでも帰り際にみんな集中して練習した。高原の爽やかな風に吹かれながらギターをぽろんぽろんと爪弾く気持ちよさといったら! とても充実した、内容の濃い、素敵な時間だった。何年か経って2011年の夏を思い出すとき、僕はきっとこの2日間のことを思い浮かべると思う。アメク先生、ありがとう! ライバルである妹アミの腕前がかなりアップしたのは、ちょっと悔しいけど。

 8月の終わりにはオープン5周年のお祝いをした。アニバーサリーイベントでは恒例となった恒松正敏さんのアコースティックライブを行ない、後半はフリーフードのパーティーを開催。たくさんのお客さんが来てくれて、パーティーは大盛況。一人ひとりに直接「ありがとう」の言葉を伝えたかったのだけど、何しろ店内がごった返していたので、僕らはキッチンからほとんど出ることができなかった。わざわざ足を運んでくださった皆さん、改めて、本当にありがとうございました! これからの5年はまったくイメージできないけど、いつまでも皆さんに愛されるPARADAであり続けられるように、張り切っていきます!

 そして、9月の吉祥寺秋祭り。吉祥寺の住民になってからは毎年参加しているのだけど、今年は少し関わり方が違ったので特別なものとなった。PARADAのお客さんもたくさん神輿の担ぎ手として参加。朝から晩まで、お祭りにどっぷり。楽しくて、暑くて、激しくて、とても長い一日だった。このあと一週間くらい、体力が復活できませんでした。

 そんなわけで、いつも何かに追われながら、あっという間に冬になった。でも、こうやって振り返ってみると、2011年の夏と秋はけっこうよかったんじゃないか、という気がします。

 

ギター部合宿

5th anniversary

吉祥寺秋祭り

22
06 2011
Posted in Diary, Yururi : Blog by Ryu at 11:51 pm | No Comments »

 詩人の清水昶さんが亡くなった。

 清水さんはPARADAのご近所さんで、店の前を掃除しているときに、道路を挟んだ反対側の歩道をよたよたと歩いている姿を毎朝のように見かけた。

 たまに目が合ってしまうと、指をくいっくいっと動かし、こっちに来いという仕草をする。ちょっと肩を貸せということだった。「命の恩人だあ」と大きな声で言いながら、僕の肩につかまってコンビニの扉を開け、中に入ると、店員さんがさささっと棚から日本酒のワンカップを2本持ってきて、清水さんの前に差し出すのだった。それから欅並木にあるベンチに移動し、そこでお昼過ぎまで、本人曰く「体操」をしたり、書き物をしたりして過ごすのである。雨の日も雪の日も。それがここ最近の日課となっていたようだった。

 一時期、清水さんはPARADAに毎日のように通ってきていた。何が気に入ったのかはわからない。居心地がいいと思ったのだろうか。あるいは、家も近いし都合がいい場所だったのかも。

 清水さんにいただいた「Happy Birthday」というタイトルのポストカード詩集が、PARADAの本棚にある。1988年に思潮社から出版されたものだ。その中の一枚、清水さんのお母様の少女時代の写真に添えられている詩が好きだ。

 初恋初夏初しぐれ 一行で全部をジャンプして 暴力的に反りかえる真っ青な空もあったなあ  (涼風の中で)

 思い出すのは、僕の肩をつかんだ清水さんの指が、長くて細くて柔らかくて、とても繊細な感じの指だったこと。

 カフェの日々も、もう少しで5年目を迎える。去っていく人がいて、新たにやってくる人がいて。気づけば今日は夏至。

28
04 2011
Posted in Diary, Yururi : Blog by Ryu at 09:21 pm | No Comments »

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31
12 2010
Posted in Diary, Yururi : Blog by Ryu at 07:52 pm | No Comments »

 あと数時間で2010年も終わる。お世話になった皆さま、今年もありがとうございました。

 毎年思うことだけど、一年はホントあっという間。笑っちゃうくらい早い。この、気づけば日々が過ぎ去っている感覚は、年をとるのと比例して年々勢いが増しているように感じる。でも、先日、研修生としてうちに来ていたハルカちゃん(19歳)が、「今年は早かったあ」としみじみ言ってた。19歳のときってどうだったっけ? 遠い昔に思いを馳せている大晦日の夜です。

 さて、PARADAの2010年最大のニュースは何だっただろうとここ数日考えていた。少し前の「テテがやってきた!」もかなりのビッグニュースだったけど、やっぱり「11月13日、PARADA初のウェディングパーティー」かもしれない。その日のPARADAは、オープンして以来、もっとも華やかな日だったと思うのだ。

 その日、11月13日は、空が高くて、太陽の光がきらきらしていて、風もなく、とても穏やかな日だった。主役のふたりは、私たち兄妹の大切な友人。新郎は妹の以前からの飲み友達のひとり、新婦は兄の大学時代のテニス部の後輩で、ふたりはナント、このPARADAで出会ったのだ。

 パーティーは大成功。ふたりの仲間を60人近く招待し、賑やかで、笑いの絶えない一日となった。80年代風DJで幕開けし、回文、ひとり芝居、親友ら(男性)と熱い抱擁&キス、と新郎ノブさんの才能がいかんなく発揮された会であった。「自分たちがこれまで関係してきた人たちとの縁というか、繋がりに感謝したかった」とふたり。みんな家路につくとき、その「繋がり」の大切さを感じてたと思うよ。

 PARADAが存在していなかったら、おそらく出会わなかったろうふたり。まるで奇跡のような話。ふたりにとっての新しいスタートとなった日は、私たちにとってもうれしい、忘れられないすばらしい日となった。

 ノブさん、スズエ、本当におめでとう。そしてありがとう。2011年も皆さんにもいいことがたくさん起こりますように。ピース。

 

28
11 2010
Posted in Diary, Yururi : Blog by Ryu at 08:50 pm | No Comments »

Tete(テテ)がPARADAにやってきた! 昨日のランチタイムに。フツーに、ふらりと。「コンニチワ」って日本語で。ギターを背中にしょって。トレードマークの黒縁めがね、黒の帽子、ぴたぴたのスキニーなパンツを腰ばきして、ハイカットの黒のスニーカーを履いて。

タワレコで偶然TeteのCDを手にしたのが、確かPARADAがオープンした年だったから4年前。その直後、同じタワレコでインストアライブを開催するというので、店を急いで閉めてスタッフみんなで駆けつけたのでした。それから私たちはずっとTeteのファン。店でも天気のいい午後なんかにBGMとしてかけていたので、お客さまもきっと聞き覚えがあるはず。

そのTeteが、なんとなんと我がPARADAにやってきたのです。ただやってきただけではなく、一曲歌ってくれたのです。

今回、新作『LE PREMIER CLAIR  DE L'AUBE(邦題:夜明けの最初の輝き)』のプロモーションのために来日したTete。この日は吉祥寺のタワレコでのインストアライブの前に、あるご縁があってここPARADAに立ち寄ってくれたのでした。出会いは、ホントにいつだってすばらしい! 「なんでなんで? なんでPARADAなの?」と疑問に思う方は、いらっしゃったときに個別にお教えします(説明すると長いので)。とにかくTeteがここに来て、歌ったという事実! もうこれから毎年11月27日は、勝手に『PARADA×Teteの日』にさせていただきます!

Teteはとってもフレンドリーでチャーミングでナイスガイでした。フランスではかなりメジャーなミュージシャンと聞いていたのに、とても控えめで謙虚。一生懸命に日本語をマスターしようとがんばっていました。

「マタネ」と言っていつまでも私たちに手を振りながら去っていったTete。来年4月にJAPAN TOURが行われるそうで、そのときにまた来たいと言っていました。本当かな? ちなみに今回のPARADAでの模様は、同じく来年4月にNHKで放映開始される『フランス語講座』で観ることができます。来年の春かあ、でもあっという間にやってくるんだろうな。

Teteオフィシャルサイト

メタカンパニー Walking with Tete